CloudStack on XenServer on VMWare Fusion on MacBook Air

12月にはいって、CloudStack Advent Calendar jp 2013のネタ作りに、家にもCloudStackの環境を作ろうと思い、MacBook Airで作ってみました。その時の環境を思い出しながら晒してみたいと思います。

ここでは、CloudStack実践ガイド前編 に沿って、Apache CloudStack 4.3の環境を構築します。Kindle版で購入し、タブレットで見ながら構築していく事をおすすめします。
ただし、CloudStack実践ガイド前編は、Apache CloudStack 4.1をベースにしている点と、ハイパーバイザーにKVMを使用している点と、ここではVMWare Fusion内に環境を構築しようとしている点が異なりますので、その辺りはこのblogを参照するといいでしょう。
あわせて、
きりんメモ@GIFUstar76.jpが非常に参考になりますので、こちらもブックマークしておきましょう。

スクリーンショット 2013-12-03 23.11.55.png

たくさんの方が、MBA + VirtualBoxでdevcloud環境を作っていると思いますが、こちらの環境は少し違います。

VMWare FUSION

VirtualBoxのユーザービリティがあまり好きでなかったのと、6、7年前まではVMWare Workstationを使っていたので、VMWare FUSIONを使う事にしました。オンラインストアで、6,800円で購入できすぐに使い始める事ができます。

XenServer

また、ハイパーバイザーにKVMを使っている方が多いかと思いますが、XenServerの方が扱いなれているので、この環境ではXenServerを使いました。

開発環境

開発環境は、かみさんのMBAを汚すと怒られるので、CentOS (仮想マシン)に作成します。


環境構成図


作成手順

MBA側の最低限の設定 (MBA 10.8.5 + VMWare FUSION 5.0.3)

VMWare FUSIONのインストール
オンラインストアから購入、ダウンロード。59.99ドルです。

ターミナルを美しく
Mac Terminal のカラー設定をSolarized にする を参考に、ターミナルを美しくします。

各仮想マシンの設定やビルドなどは、ほぼすべてMBAのターミナルからSSHで接続し作業する事になりますので、ターミナルを使い勝手よくしておく事はとても重要です。(笑)

VMWare FUSIONのNATネットワークでDHCPを無効にする
VMware FUSION4で使うIPアドレスを固定したい などを参考に、DHCPを無効にし、固定IPを設定します。(各仮想マシンの作成が終了してから、固定IPを割り振る形でもいいかと)


開発/NFS/Repoサーバー(CentOS 6.3)

RAM: 2G, Disk: 240G

今回は、MBAのメモリが8Gなので、このサーバーに、NFSサーバー、RPM Repo、wget、Gitなどの開発環境を作成しました。

この辺りの記録が残っておらず、詳細ステップ等はかけません。

構築手順は、基本的にきりんメモ@GIFUstar76.jpCloudStack実践ガイド前編 (1,800円)を参考にするといいでしょう。但し、KVMをベースにしている情報が多いので、XenServerを使用した場合は、KVMで必要な作業は必要ありません。

Note: 私の環境では、ビルド時にSNMP AlertでFailする事がありました。こちらは、ビルド環境(CentOS 6.3)のdns関連の設定を正しく行っていた事に起因したようです。users@cloudstack.apache.orgでもレポートされていた問題と同じでした。

Note: 環境が出来上がったあと、cloudmonekyというコマンドラインツールをこちらに入れておくと重宝するでしょう。cloudmonkeyのインストールはとても簡単です。細かい説明は、UI*TBApache CloudStack Wiki を参考にするといいでしょう。

wget https://bitbucket.org/pypa/setuptools/raw/bootstrap/ez_setup.py -O – | python
python ez_setup.py
tar xvf setuptools-1.4.2.tar.gz
cd setuptools-1.4.2
easy_install cloudmonkey
set hogehoge #設定

管理サーバー(CentOS 6.3 + Apache CloudStack 4.3)

RAM: 2G, Disk: 20G

管理サーバーと、上記サーバーを兼任させたかったのですが、問題の切り分け等を考えて分けました。

構築手順は、基本的にきりんメモ@GIFUstar76.jpCloudStack実践ガイド前編 (1,800円)を参考にするといいでしょう。但し、KVMをベースにしている情報が多いので、XenServerを使用した場合は、KVMで必要な作業は必要ありません。

Note: ホストにXenServerを使用する場合は、ホストを登録する前に、vhd-utilを管理サーバーにコピーしておく必要があります。きりんメモ@GIFU を参考ください。

Note: Usage Server(利用率ログを収集)を使う場合は別途インストールする必要があります。

yum -y install cloudstack-usage
Global設定の調整
service cloudstack-management restart
service cloudstack-usage restart

ホスト(XenServer 6.2)

RAM: 4G, Disk: 20G

2013年6月に、XenServerは、完全オープンソース化されました。xenserver.org よりXenServerのISOをダウンロードし、VMWare FUSIONで、ESXのテンプレートを使用し、仮想XenServerを作成します。Citrix XenServerの有償機能(XenServer HA、Storage XenMotionなど)のほぼすべてを利用可能になりました。パッチ(Hotfix)の適用だけがコマンドラインで行う必要があります。

VMWare FUSION – ファイル – 新規 – ディスクを使用せずに続行 – オペレーティングシステムのインストールディスクまたはイメージの使用で、xenserverのISOを選択 – オペレーティングシステム: VMWare ESX, バージョン VMWare ESXi 5 – 終了

メモリを4Gに変更しておくといいでしょう。


Windows 7(必要に応じて)

XenServerをUIから管理したい場合は、XenCenterというクライアントソフトウェアを使います。残念ながらWindows版しかないので、Win 7仮想マシンを用意しておきました。CloudStack環境では、ほとんどXenCenterは使いませんので、必要ないかもしれません。また、XenServerの管理はほぼすべてコマンドラインから行う事ができますので、XenServerになれている方は、同様に必要ないかもしれません。 XenCenterのインストーラーは、http://xenserver ip address/ にあります。


以上、ざっくりした説明になりましたが、参考になればと思います。
追加事項などあれば、随時アップデートしていきます。
また、なにかお気づきの点などがあれば、@kkitaseまで連絡いただければと思います。

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