Cloudstack collaboration conference – 2日目

このエントリは、CloudStack Advent Calendar jp: 2013 12月9日分のエントリです。


2日目といっても、1日目はハッカソンなどでしたので、本来このカンファレンスの1日目になります。

そんな2日目ですが、Chip Childers のキーノートで始まりました。Apache CloudStack 開発状況や、コミュニティーなどを話していましたが、その中でもうれしかったのは、2014年3月14日に行われる「CloudStack Day Japan 2014」の紹介があったことです。
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Chip Childersの次は、DevOps界の巨匠John Willisの、NetworkでもDevOpsが重要になってくるという話でした。重要性はわかりますが、Johnの話はあまり印象に残ってません^^;
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キーノートの後はそれぞれ部屋に分かれて興味のあるセッションを聞くことになりました。ここからは興味深いセッションの紹介をしていき対と思います。

Paul Angus – From the Frontline (youtube, slideshare)

Paulは、ShapeBlueという会社のCloud Architectです。ShapeBlueは米国を拠点とするSIerです。CloudStackを使ったクラウド基盤の構築を得意としているようです。
ここでは、そんなShapeBlueが手がけた!?クラウドのユースケースを紹介していました。

Trader Media

このTrader MediaはAutoTraderと呼ばれるオンラインで自動車を検索、購入できるサイトを運営しており、1000万ユニークユーザーのアクセス、8.3億のページビューがあるとか。こちらのサイトでCloudStackを構築中との事。このサイト、よくありがちですが、1日のトラフィックが一定ではなく、ピークが夕方~夜にくるようです。
こちらのクラウド基盤はこのような構成をしているとの事。興味深い点は、MySQLのReplicationとして、Galera Clusterを使っていることでしょうか。

また、クラウドバースト対策としてRightScaleを利用して、AWSでもバースト時のインスタンスを展開できるようにしているとの事。いわゆるZyngaモデルですね。

Paddy Power

アイルランドにある出版社とのことです。(ホームページをみるとオンラインで競艇や競馬などのベッティングシステムを提供しているように見えますが)
Paddy PowerはCloudStackを使って、システムの展開を迅速に行いたかったとの事。そこで、ShapeBlueは様々なアプリケーションテンプレートを作成したとの事です。
また、Paddy PowerはNetFlexのChaos Monkeyのコンセプトのファンだったという事で、Chaos Monkeyのように恣意的にいくつかのインスタンスを落としてシステムが継続的に実行できるかを確かめるような方法もとっているとの事です。
さらに、開発環境から、本番環境に迅速に以降するための方法として、開発環境では、仮想ネットワークアプライアンスを利用して、コンフィグレーションをそのまま利用できるようにしたとの事でした。

Yoshikazu Nojima – VXLAN Integration with CloudStack Advanced Zone (youtube, slideshare)

こちらは、NTT Communicationsの安達さんとVerioの能島さんによるセッションです。最初に足立さんによるNTT Communicationsのクラウドの紹介がありました。さすが、世界のNTT Communications (ノ*゚o゚)ノ オォォォ!!
次に、能島さんによる、現在進めているCloudStackでのVXLANの実装についての解説がありました。

Lunch

この日から、展示もオープンしていました。広い会場の真ん中に簡単なランチが出されて周りを取り囲む形で、各スポンサーが展示を行っていました。

Lunch in the Big Hall

ランチの後は、Hugo CorreiaのTalk on using Cloudstack through Vagrant for a speedy test environment (youtube, slideshare) やAled SageのHow and When to Cloudburst: Real-world Contention (youbube, slideshare)などを聞いてました。HugoのセッションはVagrantと言う開発環境構成ツールの話で、Aledの話は、brooklynとよばれる自動化ツールの話でした。このCloudStack Collaboration Conferenceの特徴でもあるのですが、DevOps系のセッションが非常に多かったです。Chef, Vagrant, jcloud, Ansibleなどなど。

Shinichiro Kashiwagi – Building AWS-Compatible Public Cloud Service    (youtube, slideshare)

こちらは、NTT Communicationsの柏木さんによるセッションです。Cloudnでの経験を元にAWS互換クラウドの構築方法を解説されていました。CloudPlatform (CloudStack)にはAWS EC2に相当する機能があり、AWS API互換も提供しているが、その他については、自分で実装するか、エコシステムの製品を利用する必要があるという事について解説されていました。

  • Compute: CloudPlatform (CloudStack) 3.0.6を利用。CloudPlatformのAWS API互換機能も利用
  • LB:  CloudPlatform (CloudStack)のLBには、LBのAWS API互換機能がないため、自社で実装
  • Dynamic DNS: 同じく、 CloudPlatform (CloudStack)のDNSには、LBのAWS API互換機能がないため、自社でRoute 53 互換APIをもつDNSを実装
  • Monitoring:  同じく、 AWS CloudWatch 互換APIをもつ、監視機能を実装
  • AutoScale: NetScalerが必須であったため、自社で実装
  • Provisioning: 自社で実装
  • Object Storage: Cloudian Object Storageを使い実装
  • RDS: MySQLベース。AWS RDS互換APIも実装
  • PaaS: CloudFoundaryをIaaS上に提供

Dinner

展示ブースがあった会場でのディナーで、合間にスポンサーの方々が簡単なLTをしたり、最後にShapeBlueの人がCloudStack Songを歌ったりしていました。さっくり終わって、後はいける人で飲みに行くという感じでした。

Evening Event held by IamAmsterdam
<2日目のDinner>

2U Raspberry Pi carrier
<CloudStack on Raspberry PI>

以上

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