CloudStack Collaboration Conference Europe 2014 参加リポート その1

この記事はCloudStack Advent Calendar 2014 の1日目として作成しました。

11/19-21に開催された、CloudStack Collaboration Conference Europe 2014(CCCEU14)に参加してきましたので、当日の様子をお伝えします。

今回の開催地はハンガリーの首都ブダペスト。
余談ですが、ブダペストにはごちうさの聖地があるそうですよ。>電○大のみなさん

てっきりハンガリーは東欧かと思っていたのですが、現在の区分では中欧。日本からの直行便は無いので、今回はヘルシンキ(フィンランド)経由で行きました。ヘルシンキまで10時間、そこから2時間ちょっとでブダペストです。
ハンガリーの場所

目的地であるブダペストはドナウ川の両岸に広がるハンガリー最大の都市で、西岸のブダと東岸のペストが合併して出来た都市です。ドナウ川周辺は世界文化遺産に登録されており、西岸には宮殿が、東岸には古い町並みが広がる大変美しいところでした。
ドナウ川沿いの風景

CCCEU14はApache Software Foundation(ASF)の年次イベントであるApacheCon EuropeおよびCassandra Daysとの同時開催でした。ASF傘下にはHTTP Server, Tomcat, Hadoop, Cassandra, OpenOfficeなどもありますので、ヨーロッパを中心に多くの技術者が集まりました。今回の開催地となったのはこちらのCorinthia Hotel Budapest。
Corinthia Hotel Budapest

イベント初日は初心者向けのブートキャンプやTutorial(ハンズオンセミナー的なもの)がいくつか開催されており、黙々と作業するのがメイン。イベント的には2日目からが本番という雰囲気です。キーノートセッションも2日目のAM。Apache CloudStack Projectを中心となって回しているメンバーから、世界の事例やコミュニティについて紹介されました。

オープニングセッションでは、ShapeBlueのGiles Sirettから日本CloudStackユーザー会の活動が紹介されました。イベント、勉強会、執筆活動などをアクティブに行っているユーザー会とのことです。
JCSUGの紹介

続いては現Apache CloudStack ProjectのV.P.であるHugo Trippersの登場。Hugoは元々SDN連携のコミッターで、3月に日本で開催したCloudStack Dayにも登壇してくれました。
Hugo Trippers

Pulling Back the Curtain – CloudStack in Private and Community Clouds from Chip Childers
プライベートクラウドの事例としては前V.P.のChip Childersから北海道大学の事例が紹介されました。Chipは今年3月に日本で開催したCloudStack Dayのキーノートセッションにも登壇してくれたので、日本でもご存じの方は多いかと思います。Hokkaido Univ.

続いてCitrixのOSSチームからSebastienが登場。パブリッククラウド事例を紹介しました。 写真、ちょうどGilesの陰に…orz
Sebastien
ここまで紹介して、まだオープニング~キーノートが終わったところ。AM10:30ぐらい。
大まかな印象ですが、Apache CloudStack Project全体がベンダー色よりもユーザー色が強いような印象を受けました。登壇しているDeveloperも「自分たちが欲しかったから、こんな機能を追加したぜ」という人たちが多いです。規模や勢いとしてはOpenStackに及びませんが、コミュニティの方向性や雰囲気に好感を持てました。
OpenStackとの違いとして、OSSとしてのディストリビューションが1つ、商用ディストリビューションも1つ(Citrix CloudPlatform)という状況で、細分化していません(厳密にはマイナーなものがあるようですが)のも、このようなノリになっている一因かもしれません。
写真ばっかりですが長くなってきたので、ここから先はまた次回紹介したいと思います。
Cake
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オープンソースカンファレンス 2013 .Enterprise

このエントリは、CloudStack Advent Calendar:2013 12月14日分のエントリです。

いちおうユーザー会副会長の島崎@シトリックス です。

12/14は渋谷のTKP渋谷カンファレンスセンターで、オープンソースカンファレンス 2013 .Enterpriseが開催されました。私たち日本CloudStackユーザー会も参加し、今年7回目のOSC出展となりました。日本CloudStackユーザー会からは会長の輿水さんが参戦。(私はCitrixとして出展していたので、ユーザー会の様子は見守るのみ)

普段、OSCは土曜開催のことが多いですが、今回は”.Enterprise”というテーマなので、企業やエンタープライズ寄りの技術を扱うコミュニティが参加していました。↓の写真は開場直後の様子なのでまだ空いていますが、午後のセッションの合間にはかなりたくさんの人が行き交っていて盛況な様子でした。主催者速報では400人ぐらいの来場だったそうです。

展示会場

ブースでは毎回、書籍『CloudStack徹底入門』の見本を展示しています。日本CloudStackユーザー会のメンバーで執筆して今年1月に発売しました。私は全体の原稿取りまとめと一部の執筆を担当したのですが、Apache CloudStack 4.0-incubatingのリリース時期などにも翻弄されながらも、それなりに納得できる形に作り上げた一冊です。

JCSUG展示ブース

隣はCitrixのブース。CloudStackの商用版、Citrix CloudPlatformのデモを行っていました。
Citrixブース

セッションはApache CloudStackとユーザー会についての紹介でした。OSCは基本的に初心者向けの内容でまとめているので、このような機会にCloudStackに興味を持った方が、よりディープな情報を求めてユーザー会の勉強会などにも参加して頂けると嬉しいなと思っています。
※当日の資料が公開されたらURLを貼ります。

JCSUGセッション

同じ部屋の次のセッションはCitrix。オープンソースのHypervisorであるXenServerと、CloudStackの商用版であるCitrix CloudPlatformとApache CloudStackの違いについて解説しました。

Citrixセッション

懇親会は大盛り上がりで約100名が集まっていたそうです。お酒を片手に交流させて頂きました。Microsoftのクラウディアさんもサンタ衣装で登場!大盛り上がりのじゃんけん大会が開催されました。私はあっさり敗退…。

懇親会

来年のOSC 2014 Tokyo/Springは約100回目のOSC(カウントしていいのか微妙な開催もあるので”約”だそうな。)とのことです。日本CloudStackユーザー会の運営メンバーの多くが、来年3月6日開催するCloudStack Dayの運営委員にもなっていますが、イベントを準備する大変さが身に染みているところです。これだけの回数、継続的にイベントを開催してきたことは本当にすごいと思います。

ひとまず今回のOSCで、2013年中のユーザー会関連イベントは終わりましたが、来年早々にもCloudStackユーザー会の勉強会を開催する予定です。久しぶりの開催になりますので、みなさまお楽しみに!

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